/etc/aliasesにて unknown宛のメールを破棄するような設定でサーバ内の配送が滞留することは解消されます。
月別: 2008年6月
PleskのSPAM フィルタ機能(SpamAssassin)
スパムメール対策に関する機能については、メールアドレス毎に各種設定することが可能です。
スパムメールと判断されたメールには、件名に、「****SPAM****」が付加されます。
メッセージを SPAM として判断するスコア値 については、初期設定は、7.0です。
メール1通毎にスパム値を判断して、メールのヘッダに書き込まれますので、メール毎のスパム値を確認することは可能です。数値が大きいとスパムメールの可能性が高いことになります。
SPAM の判定を厳しくしたい場合は、数値を減らすと(例 6.5、6.0等 )減らすことで可能です。逆に数値を増やすと(例 7.5 )、SPAM の判断を緩和します。
サーバーに受信した際 SPAM値が設定を超えているメールを削除する設定も可能です。
特定のドメインや送信者からのE-mailを受信したくない場合は、[ブラックリスト]タブをクリックしてスパムフィルタのブラックリストにそれぞれの項目を追加します。
特定の送信者からのE-mailを確実に受信するには、[ホワイトリスト]タブをクリックしてスパムフィルタのホワイトリストにそのE-mailアドレスまたは完全なドメイン名をを追加します。
TLAS2のhttpd.conf
TLAS2のhttpd.conf
/etc/httpd/conf/httpd.conf
Apacheのメインの設定ファイルです。
/etc/httpd/conf/httpd-std.conf
インストールした時点でのhttpd.confのコピーです。
ただし、httpd.confとの変更箇所が多くあるためhttpd.confと置き換えることは避けて下さい。
TLAS2固有の設定ファイルです。
/etc/httpd/conf.d/tlas.conf
同一の設定項目がある場合はhttpd.confより優先されます。
アップデートが行われた場合、httpd.confがデフォルトに書き換わる可能性がありますで、個別の設定はこちらに記述したほうが良いです。
ウイルスバスター 「0x8004210A」「0x800CCC15」
ウイルスバスター2006利用環境で、メールの送受信時に「0x8004210A」や「0x800CCC15」等のエラーが発生し、メールの送受信ができない場合はパーソナルファイアウォールにて、Microsoft Outlook / Outlook Expressの通信をブロックしている可能性があります。
以下の手順にてパーソナルファイアウォールの設定を確認してください。
<操作手順>
1. メイン画面を起動します。
メイン画面の起動方法
2. [不正侵入対策/ネットワークの管理] → [パーソナルファイアウォール] をクリックします。
※「パーソナルファイアウォールを有効にする」にチェックが入っていない場合は、チェックを入れて、[適用] をクリックします。
3. [プロファイルの設定] の一覧にて赤い花のマークがついている項目名をクリックし、[編集] をクリックします。
4. [例外ルール] タブをクリックします。
5. Microsoft Office Outlook もしくは Outlook Express の項目をダブルクリックするか、選択した状態にて[編集] ボタンをクリックします。
6. [例外ルール] 画面にて以下のように変更し、[OK] をクリックします。
アクセス処理:許可
7. 他に Microsoft Office Outlook や Outlook Express の項目が存在する場合は、同様にダブルクリックするか、選択した状態にて[編集] ボタンをクリックします。
8. 同様の手順にて以下のように変更し、[OK] をクリックします。
アクセス処理:許可
9. [適用] をクリックし、画面右上の [×] にてメイン画面を終了します。
パーソナルファイアウォールの[プロファイルの設定]にて、 アクセス処理:許可 となっていても送信ができない場合は、Microsoft Outlook / Outlook Expressにてメール送信を行い、パーソナルファイアウォールの送信確認メッセージにて[送信を許可]ボタンをクリックしてください。
例:Outlook Express の送信確認メッセージ