・TLAS2では以下のようにアクセスした際、管理画面へリダイレクトされる仕様です。
http://仮想サイト名/admin/
http://仮想サイト名/siteadmin/
http://仮想サイト名/personal/
http://仮想サイト名/login/
これは次のファイル内で定義されています。
/etc/httpd/conf.d/tlas.conf
—————————
RewriteRule ^/admin/?$ http://%1:444/login.php [L,R]
RewriteRule ^/siteadmin/?$ http://%1:444/login.php [L,R]
RewriteRule ^/personal/?$ http://%1:444/login.php [L,R]
RewriteRule ^/login/?$
—————————
このファイルの不要なリダイレクト設定を削除し、Apacheの再起動を行えばリダイレクトされなくなります。
セキュリティパッチなどの更新プログラムを適用した際に設定が巻き戻ってしまう場合があります。
その影響を受けないためには、仮想サイト個別に設定を外す方法があります。
1 . 仮想サイト名に対応したサイト番号を調べます
ls -la /home/sites/|grep 仮想サイト名
下記の結果が得られますので、この場合はsite1がサイト番号です。
lrwxrwxrwx 1 root root 18 Jan 12 06:49 仮想サイト名 -> ../.sites/28/site1/
2. アパッチ設定ファイルの調整
/etc/httpd/conf/vhosts以下に前項で調べたサイト番号により、各サイト毎の設定が保存されています。
/etc/httpd/conf/vhosts/サイト番号
この設定ファイルは、TLAS管理画面で設定を更新した際に上書きされます。
そのため、この設定ファイルに手動で設定を追加した場合は、TLAS管理画面より操作を行ったら設定が上書きされてしまいます。
TLAS2では仮想WEBサイト毎の個別設定を行える設定ファイルが用意されています。
/etc/httpd/conf/vhosts/サイト番号.include
このファイルに書き込んだ内容は管理画面操作の影響を受けません。
1で調べたサイト番号に対応したファイルに、下記のようにリダイレクトを無効にする設定を記述すれば
RewriteEngine off
標準のリダイレクトの影響を受けなくなります。
設定を追加した後に、Apache を再起動しますと設定が反映されます。
# /etc/rc.d/init.d/httpd stop
# /etc/rc.d/init.d/httpd start
※リダイレクトをオフにした後、該当仮想サイト名で管理画面にアクセスするときは下記のようにします。
http://仮想サイト名:444/login.php
※TLAS管理画面でウェブサーバの別名を設定されている場合、別名から仮想サイトへのリダイレクトも無効となります。